2017/2/22放送のガッテン!では血糖値を下げるには睡眠薬のベルソムラを服用するのが効果的であると紹介されて話題になりました。ベルソムラの副作用や安全性が気になったので、ベルソムラをはじめ主な睡眠薬の副作用と安全性をさらっと調べてみました。




睡眠薬とは

ガッテン!では、睡眠薬ベルソムラは睡眠に関わる部分ホルモンだけに作用するので副作用の心配がほとんどなく、また、新型の睡眠薬は脳が出す睡眠をコントロールするホルモンだけに働くので安全性が高いと紹介されていました。

ガッテン!デルタパワーで血糖値を下げる!睡眠薬ベルソムラ!(2/22)

ガッテン!血糖値を下げる睡眠薬「ベルソムラ」副作用の心配は?市販で買える?

 

さて、そもそも睡眠薬ってどのような薬なのでしょうか?

睡眠薬は種類が多くあって、効果が現れるまでの時間や持続時間なども薬によってまちまちです。また、「この薬は効くけどあの薬はダメ」というような相性もあると言われています。

医師に相談をして診断を仰ぐのがべきですが、また、相談する時には睡眠薬の知識があったほうが相談も具体的にできますし、細かな希望を医師に告げることもできます。

さらには睡眠薬の基礎知識を知っている方が、薬に対するムダな不安も少なくなりますし、薬を信頼できて、薬を正しく服用できるようにもなるでしょう。




睡眠薬には5種類あり、それぞれの種類で強さが異なる

現在処方されている睡眠薬は大きく分けると、

1)脳の活動を鎮めて眠らせる薬
2)睡眠・覚醒リズムを整えるタイプの薬

に分けられます

1)脳の活動を鎮めて眠らせる薬

脳の活動を鎮めて眠らせる薬には

・ベンゾジアゼピン系
不安やストレスで眠れない場合に有効

・非ベンゾシアゼピン系
ねつきが悪い場合に有効とされています。

があります。

共に脳の神経を抑えるタイプの薬です

2)睡眠・覚醒リズムを整えるタイプの薬

睡眠・覚醒リズムを整えるタイプの薬には

・メラトニン受容体作動薬
メラトニンといいう脳内のホルモンの受容体に働きかける

・オレキシン受容体拮抗薬
脳の覚醒を維持させるオレキシンの受容体を遮断します

があります。
しばらく使い続けているうちに自然によく眠れるようになるタイプです

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬

不安やストレスで眠れない場合に有効

ベンゾジアゼピン系はほどほどの強さを持っていて、安全性も高いバランスの取れたお薬です

ベンゾジアゼピン系睡眠薬は作用時間で分類されます


 睡眠薬の作用時間のイメージ図です
超短時間型・・・即効性はあるが2~4時間で効果が消失する
ハルシオン

短時間型・・・即効性にまずまず優れ、6~10時間で効果が消失する
エバミール/ロラメット
デパス

中時間型・・・即効性は少なく、12~24時間で効果が消失する
サイレース/ロヒプノール

長時間型・・・即効性はほとんどなく、24時間以上効く
ドラール

などがあります。

 

非ベンゾシアゼピン系の睡眠薬

非ベンゾシアゼピン系の睡眠薬はねつきが悪い場合に有効とされています
アモバン
マイスリー
などが代表的な非ベンゾシアゼピン系の睡眠薬です。

非ベンゾジアゼピン系とは、ベンゾジアゼピン系の改良型の睡眠薬です。

ベンゾジアゼピン系は催眠作用(眠らせる作用)の他に筋弛緩作用(筋肉を緩めてしまう作用)もあって、このような副作用でふらつきや転倒の危険性があります。
特に高齢者には要注意になります。ふらつきによって転倒してしまうとすぐに骨折しやすくなりますし、最悪の場合は寝たきりになってしまう事もありますのでベンゾジアゼピン系の催眠薬は高齢者は服用しない方がいいでしょう。

この筋弛緩作用を少なくして副作用をすくなくした睡眠薬が、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。

安全性が高くなっているので、比較的処方されやすいお薬です。耐性や依存性はありますが、ベンゾジアゼピン系と同程度か、ベンゾジアゼピン系よりも若干少ないとされています。




メラトニン受容体作動薬の睡眠薬

メラトニン受容体作動薬はメラトニンといいう脳内のホルモンの受容体に働きかけます。

私たちの脳は視床下部という部位からメラトニンというホルモンが出るようになっています。これによってメラトニン受容体に作用することで私たちは眠気を自然に感じることができ、眠るようになっています。

「眠くならせるために、メラトニン受容体を人工的に刺激すればいいのでは?」

このメラトニン受容体作動薬がこういった発想から開発されました。メラトニン受容体作動薬は「自然に近い機序で眠りにつかせる」ことができるのが最大の特徴です。

この睡眠薬は、 大きな副作用なく、安全性が高いとされていますす。耐性や依存性もないとされています。しかしその反面、効き目があまり感じられない人も多いで不眠に悩む人にとってはこの薬だけでなく、リラックスできる環境も整える必要がでてきますね。

ロゼレム
が代表的なメラトニン受容体作動薬の睡眠薬です。

 

オレキシン受容体拮抗薬の睡眠薬:ベルソムラ

ベルソムラ

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オレキシン受容体拮抗薬は、脳の覚醒を維持させるオレキシンの受容体を遮断するタイプの睡眠薬です。

「オレキシン」とは、起きている状態を保ち、安定化させる脳内の物質のことです。

オレキシン受容体拮抗薬は、その「オレキシン」の働きを弱めることによって眠りを促すという2014年9月にされた新しいタイプのお薬『ベルソムラ』です。

脳の覚醒に関わるシステムを抑制することによって、脳の状態が覚醒から睡眠に切り替わることを助け、自然な眠りへと導きます。

オレキシンは覚醒に関係している物質です。そのためオレキシンが欠乏すると脳波覚醒を保持できなくなり、眠くなってしまいます。

オレキシン受容体拮抗薬は脳の覚醒レベルを落とし、眠りに導く新型の睡眠薬で、脳が出す睡眠をコントロールするホルモンだけに働くので自然で深い眠り期待できるのです。

ベンゾジアゼピン系と比べると効果はやや劣りますが、効く人にはしっかり効きくとされていて、効果にはかなり個人差があるようです。耐性・依存性もほとんどなく、日中の眠気もあまり感じられないようです。

ベルソムラ
が代表的なオレキシン受容体拮抗薬の睡眠薬です。


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*個人輸入は自己責任でおねがいいたします!
*睡眠障害は睡眠外来や睡眠科で診療を受けるようにしましょう。

睡眠薬は、医師の適切な処方が必要なので、
ガッテン!で紹介されていたからといって、無闇に手に入れようとしないようにしましょう。

ベルソムラ錠になぜ5 mg・10 mgタイプがないの?

2014年9月26日に全く新しいタイプの睡眠剤であるベルソムラ Belsomra(一般名スボレキサント、Suvorexant)という薬が日本でも承認されました。

ベルソムラは世界初のオレキシン受容体を阻害する睡眠剤です。ベルソムラは、従来の睡眠剤とは全く異なる新しい睡眠剤なのです。しかも、従来の睡眠剤とは違って、依存性や反跳性不眠を生じることがないとされ期待が大きい睡眠剤です。

しかしながら、アメリカで承認された用量は、5 mg、10 mg、15 mg、20 mgの4種あるのに、国内では、15mgと20mgの2種しか用意されていないのはなぜなのでしょうか?しかも、錠剤には割線が入っていないため、20mgを半分に割って10mgとして使用することもむつかしいですね。

成人の30%が不眠症に悩まされています。さらに、不眠は、不安障害、薬物乱用、うつ病などの精神疾患にも発展しかねないもので、生活の質そのものも悪くなってしまいますので、これから一層、睡眠薬については

「安全で効果のある睡眠薬」

を開発・販売していってもらいたいですね。というか、ストレスのない社会にもなってもらいたいですね♡




睡眠薬の主な副作用

睡眠薬の代表的な副作用は、次の5つです。

1)眠気の持ち越し

睡眠作用が翌日にも残ってしまうことです。また、ふらついたり、頭痛、めまいがおこることもあります。

2)記憶障害

ちょっとした記憶が飛ぶことがあります。ハルシオンなどを服用したときに発生しやすいとされています。

3)筋弛緩作用

筋肉に力が入りにくくなることがあります。ふらつきの原因にもなります。

4)反跳性不眠

睡眠薬を突然中止したときに起こることがあります。強い不眠に悩まされることがあります。

5)奇異反応

多量の睡眠薬を用いたときや、睡眠薬とアルコールを併用したときに発生することがあります。

睡眠薬とアルコールを一緒に摂ることは大変危険性です!

睡眠薬の依存性・安全性は?

なお、現在使われている睡眠薬には、依存性の強いものと弱いものがあります。
安全性でみると、

1.メラトニン受容体作動薬 >2.オレキシン受容体拮抗薬 >3.非ベンゾジアゼピン系 ≧ベンゾジアゼピン系>> 4.バルビツール酸系

となります。

睡眠薬を使っても眠れない時は?

コチラで、快眠のためのリラックス体操・デルタパワーを高める音楽・サプリなどを紹介しています! → ガッテン!デルタパワーで血糖値を下げる!睡眠薬ベルソムラ!(2/22)

安易に「もう1剤、睡眠薬を追加しましょう」 と増やしてはいけません。まず、眠れない原因が他にないかを考えてみることが大切です。

次のような習慣をやめると、いい眠りが得られるようになるはずです。

・寝る直前までPCやスマホを使ったり仕事をする
・寝る前にイライラしたり感情を高ぶらせる
・カフェイン飲料を飲みすぎる
・寝酒をする(ぐっすり寝れたつもりでも眠りは浅いです)
・夜遅くに食事をする(ぐっすり寝れたつもりでも眠りは浅いです)
・夜遅くに激しい運動をする
・寝る前にくよくよと考え事をする

睡眠薬の量を多く飲むほど耐性・依存性が形成されていきますから、「眠れない」からと言って、安易に増薬しないようにしましょう。薬の棒量は必ず、主治医に相談するようにしましょう!

睡眠薬を飲んでも効かない場合は、まずは「環境に問題がないか」を再確認しましょう。

睡眠薬は自己判断はしないで、主治医とよく相談!

睡眠薬の服用はもちろん、増量などは自己判断はしないで、主治医とよく相談しましょう

まずは医師に相談し、その上で医師と一緒に考えていくようにしましょう。

睡眠薬は副作用に苦しまないためにも、医師と相談して調整することが大切

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