2017/5/10ガッテン!は「めざせ健康長寿」がテーマです。実は健康寿命のカギはCRP検査で慢性炎症を防ぐことだったのです。健康長寿で今、注目されているのが「慢性炎症」。ガッテン!では健康長寿のカギのCRP検査や「慢性炎症」を徹底して伝えます。




「めざせ健康長寿」

日本では現在100歳超えの方が6万5000人を超えています。

とても素晴らしいことではありますが、せっかく長生きするのでしたらやはり健康で長生きしたいものですね。そこで今、「慢性炎症」が注目を浴び、成人病にならないためにもCRPの検査が大切となっています。

ガッテン!慢性炎症&CRP検査

肥満の人に慢性炎症が起こりやすい!

今回番組の調査で、様々な年代の人のCPRを調べたところ「肥満」の人に慢性炎症になりやすい傾向があることが分かってきました。

(青い色が肥満の方、数値が全体的に高くなっていますw)

肥満になると内臓脂肪が炎症を起こしやすい傾向にあるといえます。(ただし、皮膚のうえからつまめるような脂肪は炎症とはあまり関係がなく、、内臓脂肪が慢性炎症を起こしやすいことがわかりました。)

体脂肪率が男性なら25%以上、女性なら30%以上の人は要注意なのです。
ホント、肥満は万病の元なのですね~。

3人の方も体脂肪率が高く、肥満気味で、CRPの値も「要注意」の領域に近くなっていました。
ですから、肥満の人は慢性炎症にならないためにもダイエットをする必要があります。

このほかに、慢性炎症になる原因として

・過度の飲酒
・ストレス
・喫煙
・高血糖
・加齢

が上げられていました。

ダイエットで慢性炎症を予防!

 

実際に3人のCRPの数値が比較的高い人が、ウォーキングなどの有酸素運動を30分程度毎日実施したところ、体脂肪は当然減りました。

さて、ダイエットの結果のCRPの数値が気になるところでしたが。。。

CRPの数値がかなり下がっていました。

このことから、ダイエットの重要性がとてもわかりますね!




高感度CRPなら、詳しい数値がわかる

高感度CRPなら0.30以下の数値も詳しく分かります。

この検査は人間ドッグではもちろん分かりますが、通常の血液検査でも半数程度が調べることが可能だそうですので、問い合わせるといいですね。

慢性炎症の予防には「豆」と「きのこ」

豆や、きのこ類にはポリアミンという成分が沢山ふくまれていて、その成分が慢性炎症の予防に効果があるとのことでした。

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CRPとは?

CRPとは、C-リアクティブ・プロテインの略で、炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するたタンパク質のことです。身体の中で炎症が起きたり、細胞の破壊が起こると急激に増加してくるたんぱく質なのです。

CRPは癌や細菌、ウイルス感染、炎症が起きていないかを調べるために検査されますが、CRPは病気がない時にはほとんど体内に存在しないので健康な時にはないものです。
CRPの主な役割は体を守ることなので、病気やけがなど、体を守らなければいけないときだけ体内で産生されるものなのです。若くて健康な間は、CRPの値が高くなる時は何らかの症状が自覚できることが多いです。

しかしながら、年齢を重ねると、これといった症状がなくても血液中の炎症物質の数値が高くなることがあります。

CRPの値が常に高いと「感染症」「関節リウマチ」「悪性腫瘍(がん)」「外傷」「心筋梗塞」「胃炎」「腸炎」などが疑われますので要注意となるのです。




「慢性炎症」とは?

「慢性炎症」に対比されるものとして「急性炎症」があります。

「急性炎症」とは?

急性炎症は、細菌に感染してすぐの状態のことをいいます。微小循環系の反応で、臨床的には7日程度以内の炎症です。

「慢性炎症」とは?

慢性的な炎症とは、炎症の進行が緩やかに持続するもので、炎症が取り除かれずに、次々と原因となる物質が現れたり、常に原因物質の攻撃を受け続けている状態がずっと続いていることを指します。
自覚症状がほどんどないのが特徴でもあり、身体の中で常に起きているのが慢性炎症です。細菌やウイルスが残っていることで炎症が広がっていきます。


慢性炎症が続くと、細胞、さらには遺伝子たちが傷つけられていって、やがて重大な病気にまで発展してしまう、といった悪いサイクルが、こと最近非常に多く、議論されてきています。
「関節リウマチ」などの自己免疫性疾患などがそれにあたります。

本来なら、こういう症状に対しては免疫機能が働いて炎症の要因が取り除かれていきますが、加齢とともに免疫機能も低下してしまいまんせい炎症が広がっていってしまうのです。
慢性炎症は活性酸素を生み、活性酸素は細胞やDNAを破壊しあらゆる病気の原因となってしまいます。
これが原因で

・糖尿病
・肺疾患
・動脈硬化

などを引き起こしやすくなってしまうのです。




CRPが健康寿命のカギ!

炎症を他の細胞に伝達させる炎症性サイトカインという物質が分泌されます。それにより周りの細胞を老化させ、炎症が広がります。

死んだ細胞からは老廃物などが出され、この老廃物が更に炎症を促進させるといわれています。老化が進むと、老廃物を取り除く機能が衰えるので、炎症が広がり、CRPの値が高くる傾向があります。

ただ、100歳を超えても健康な方はCRPの値が低いことが分かっています。だからこそ健康長寿のため
に、CRPの値に留意することが重要となり、今注目を集めているのです。

CRPの検査は血液検査!

CRPの検査は血液検査で行われます。血液中にC反応性たんぱくがどれほど含まれているかを測ル検査です。この測定は、人間ドックや各種検診などで測定できますので定期的に受けるようにしましょう。


CRPの基準値は?

0.30以下   正常

0.31~0.99  要注意

1.00以上   異常

となっています。CRPの基準値が異常(1.00以上)の場合は、医者と相談して、身体の異常がないか調べた上で改善していきましょう。

慢性炎症の原因

慢性炎症の原因は実に様々で、紫外線、大気汚染、ストレス、喫煙、飲酒、食品添加物、運動不足、過度な運動 などなど…。
このように、慢性炎症になる原因は加齢など多岐にわたる要因が考えられますが、近年注目されているのが加工食品などに含まれるグルテンを含む小麦粉を使っている食べ物や、スナック菓子に使われている安価な油です。

・小麦粉
小麦粉はパン類をはじめ、麺類・お好み焼き・デザートに、加工食品には必ずといっても良いくらい含まれていますので要注意です。

・安価な油
さらにトランス脂肪酸をはじめとする比較的安い油も炎症を加速させる要因として注意すべきです。




慢性炎症を防ぐ方法

まずは、CRPの値を知り、CRPの値が高ければ生活習慣の管理が重要となります。

慢性炎症を防ぐる食べ物

アラバマ大学バーミンガム校の研究者であるローレン博士によると、次の食べ物に慢性的な炎症を抑える効果があります。

 

・抗酸化物質
抗酸化物質としてビタミンCとビタミンE、抗酸化作用という点からカテキンやアントシアニンなどのフラボノイドや、フィチン酸・レスベラトロールにも抗酸化・抗炎症作用があると考えられています。
・オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸とは、魚に含まれる油として有名なDHAやEPAなどのことです。

・緑色の葉野菜
ビタミンKを豊富に含んでいます。 ビタミンKはワカメや、緑茶、紅茶にも豊富に含まれています。

・サプリメントでも良い
抗炎症食の提唱者としても著名なアンドリュー・ワイル医学博士(アリゾナ大学)によると、サプリメントの服用も慢性炎症の低減において有益だとのことです。

・緑色の葉野菜

ほうれん草、ケール、コラードといった濃い葉野菜には、炎症作用を促す「サイトカイン」分子を抑制する「ビタミンE」を多く含んでいます。

緑の葉野菜を積極的に摂るようにしましょう。

また、次の野菜も慢性炎症を防ぐ効果が非常に高いので積極的に摂取したいものです。
・チンゲンサイ
・セロリ
・ビーツ
・ブロッコリー
・ブルーベリー
・トマト




・オメガ3脂肪酸

鮭、サバ、イワシなどの魚油には、炎症軽減のための、オメガ3脂肪酸が多く含まれています。オメガ3脂肪酸を摂ることによって、加工食品による炎症作用を弱める効果があります。

魚油が苦手な方は、魚油のサプリメントでも同様の効果が期待できます。

・その他、慢性炎症を防ぐる食べ物

・ナッツ

ナッツには、魚油と同様にオメガ3脂肪酸「α-リノレン酸」が多く含まれています。また、食物繊維や、カルシウム、ビタミンEが豊富です。

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・オリーブオイル

オリーブオイルに含まれているオレイン酸には、がんや生活習慣病などを予防する効果が期待できます。また、オレイン酸以外にもビタミンEやポリフェノールなど活性酸素を抑制する栄養が豊富に含まれています。

・大豆

「イソフラボン」と呼ばれる化合物に、炎症レベルを下げる効果が期待されています。また、イソフラボンは骨粗鬆症の予防にも効果がありますので、積極的に摂取しましょう。

豆乳、豆腐、枝豆など、なるべく加工されていない大豆製品を利用しましょう。

・ニンニク&玉ねぎ

ニンニクは疲労回復,滋養強壮,総コレステロール値およびLDLコレステロール値を下げる効果,高血圧の改善効果,動脈硬化の予防,血液サラサラ効果,免疫力を高める作用,殺菌,抗菌など、多義にわたります。

ニンニクに含まれるアリシンが疲労回復に役立ち、イブプロフェンは、抗炎症作用、鎮痛作用、解熱剤として有名な NSAID 鎮痛薬と同じ効果があると言われています。

玉ねぎは、抗酸化作用をもち脂肪燃焼効果や悪玉コレステロールを減らす効果が1あります。また、ナマネギには抗カビ効果のある「アリシン」も含まれています。

サプリメントの効果的な服用方法

サプリメントは次のように服用すると効果的です。

1日の主要な食事をした直後に服用する。




ガッテン!キャスト

【司会】立川志の輔,小野文惠
【ゲスト】笑福亭笑瓶、LiLiCo、山根千佳