2017/3/24その原因Xにありでは「ひざ痛」がテーマ。膝痛治療はトリガーポイントに注射が効果的であると紹介されました。ひざ痛の引き金となるのがトリガーポイントで、「その原因Xにあり」では注射をすることで膝痛を改善することを紹介されたのです。
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膝痛の原因は?
今回、膝痛治療を指導してくださるのは石川県の加茂整形外科医院の加茂淳院長。
「ひざ痛」は簡単には治らないのでは?と考える人もいるかもしれません。しかし、「痛みの原因は、ひざそのものの異常だけではない。」ことがわかったのです。
膝まわりの筋肉が傷つくと血管が緊張をしてしまって血行が悪くなり、痛みが出てきます。
ですから、加茂先生は、膝そのものの損傷ではなく膝まわりの筋肉が緊張状態だと、発痛物質が出てきて、その信号が脳に届き痛みの大きな原因となっているとのことです。
多くの膝痛の原因は関節内部の損傷でなく、膝周辺の筋肉の痛みが原因だったのです。
加茂先生によると、
「指で押して傷みを感じたところ」
それがトリガーポイントなのです。
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ひざ痛には、トリガーポイント注射!
ゲストのいとうまい子さんも膝痛で悩んでいて、半月板の損傷とのことでしたが、加茂先生が診察をしました。
先生がひざを丁寧に診察した結果、ひざ痛の原因は筋肉が関わっていることがわかりました。
ひざ周りが緊張状態だと、発痛物質が出てきて、膝そのものが痛いと勘違いをしてしまっているとのことでした。
先生が手で押して痛みを感じた「トリガーポイント」に注射を打っていきました。
*約0.3mmの極細針での局所麻酔なので痛みはほとんど無いそうです。
トリガーポイントとは?
トリガーポイントとは筋肉の中に「筋硬結」ができると、その部分を押すと痛みを感じるようになります。こうした筋肉の部位あるいはゾーンを「圧痛点」と呼びます。この痛い部分を押すと痛みが他の部位に広がって行くことがあります。これを「トリガーポイント」(痛みの引きがね)といいます。また、他の部位に広がる痛みえを「関連通」といいます。
一般にはブロック注射といわれていて、麻酔注射を打つことで膝痛ポイントがリセットされるのです。実際に、10分ほどの治療で、いとうの痛みは改善していました。
しかし、麻酔って時間が経ったら効果がないように思いますが???、先生は、局所麻酔が切れても痛みはぶり返さないといいます。
つまり、筋肉の緊張がほぐれ血行がよくなり発痛物質が発生しづらい元の健康な状態に戻れるのです。これはスゴイですね。
さらには、傷みの悪循環を止めてくれます。膝の痛いのを放置していると痛みは広がってしまって肩や腰までも影響がでることがあります。
ですから、ひざが痛い時には早い段階で
トリガーポイント注射
の治療を受けるのがよさそうです。
そういえば、母のかなり以前ですが、ひざが痛いと言って病院に行きましたが、ブロック注射(トリガーポイント注射)を打ってもらってからは、ひょいひょいと歩けるように改善しています。